【サンマルタン号製作記③】バルクヘッド外板貼り

今日はバルクヘッド(隔壁)に外板を張り付けていく。完成時に目につく場所なので慎重に仕上げていく。

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サペリ材

使用する板材は6×0.5tのサペリ材。ストライプの木目が美しい褐色の木材で、銘木マホガニーの代替材としてよく使用されるようだ。キット所属の材料はボソボソした印象でそれほど高級感は感じなかった。薄く切り出しているので仕方がないのか?このあたりは模型材として最高品質がどんなレベルなのか全く感覚がないのでなんとも判断がつかない。木材についても知識を深めていかねばと思いつつ作業を進める。

サペリ柾目
サペリ材

コンタクト接着剤

組立説明書にはコンタクト接着剤を使用するよう指示があった。クロロプレンゴム接着剤が代表的であり、接着面双方に塗布したあと数分乾燥させてから貼り合わせるとすぐに接着力が発生する特徴をもつ。張り合わせ直後に接着が完了するのでシールを張るような感覚で作業ができ、ベース材に薄い化粧板をはる工程においては作業しやすいのだろう。ボンドG17が該当するようだったので今回はこれを使用する。

コンタクト接着剤(ボンドG17)

張り合わせ

要領が分からなかったので端材をつかって試し貼り。黄色く見えるのが接着剤。貼り付け面に塗布しへらで薄くのばす。塗布直後からかなり粘度が高くだまになってきれいに伸ばせない。貼ってしまえば特に問題がないのだがやや作業性が悪く、接着剤の選択が適切だったのかイマイチわからない。このあたりはいろいろ試して経験を積んでいきたいところだ。

実際の貼り付け面。接着剤の塗布と貼り付けを一枚ずつ繰り返そうかとも考えたが、貼り終えた板材の表面に接着剤がついてしまいそうなのであらかじめ全面に塗っておくことにした。ある程度時間の余裕幅があるものの、乾燥状態を見計らって貼っていく必要があるため、一度に何枚も貼ろうとすると焦ってしまうので、やはり一枚ずつか少数枚で接着剤塗布と貼り付けを繰り返すのが良いように思った。

外板材を貼り終え、押さえ板を介してクランパーで押さえつけながら乾燥させる。貼り付け時点で充分接着力が発生してるので不要な気もするが一応。

乾燥後はみだし部分をカッターで除去しやすりで仕上げて一連の作業を終了する。

サンマルタン号ではバルクヘッドへの外板貼り付け部が3箇所、同じ作業を繰り返していく。今日はここまで。

続く。

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