船体もだいぶ出来上がってきた。今回はデッドアイチェーンについて。マストを保持するシュラウドを船体側面に固定するための索具。キットの標準仕様はロープにて船体に固定する仕様となっているがチェーンを自作することにした。時代考証的な観点での正否はよくわからないが格好が良いので。
さて、今回の製作の様子は動画でも記録しyoutubeへアップロードした。それ以前の製作過程も撮りためていた写真をスライドショーとしてまとめて投稿済。なので今回の動画はyoutubeとしては第2作となる。撮影と編集にそれなりの負荷がかかるので工作ペースは落ちるのだが、その分投入時間をしっかり確保しなんとか両立していきたい。
材料
チェーン部の材料はφ0.55の真鍮線を使用した。真鍮線を使う際、いままでは模型用の棒材を使っていたが大量に使用するのでコスト低減のためワイヤをホームセンターで購入。7mで300円足らずだったかと思う。基本的な作り方は、ペンなどにひたすら巻き付けてから切り離しリング状に整形してから切断面を溶接する。はじめは半田でトライしてみたのだが接合強度が全く足りず初めて銀ロウ接合に挑戦することにした。
銀ロウ接合
銀ロウ材融点はおよそ700℃。真鍮が1250℃くらいなのでかなり温度差はある。しかし実際やってみると真鍮線径がφ0.55と細いのもあって結構真鍮自体を溶かしてしまった。このあたりは実際にやってみて感覚をつかんでいくしかない。何度かやっていくうちにそれなりに形になっていくものだ。量もかなりあったのでそれなりに上達した。動画にも実際の様子を収録しております。
使用した材料や用具は以下の通り。すべてホームセンターで調達。とりあえず始めるにあたってはなんでも良いからやってみる。ただガスバーナーはトーチができるだけ小径のものが扱いやすいと思う。またの機会によいものがないか探索してみたい。
今回はここまで。つづく。
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