【サンマルタン号製作日記⑬】デッキ艤装

デッキに艤装を施していく。更地だった土地から街が生まれていくようで楽しい工程である。

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帆船模型の魅力

工作としては特にどうということはない。今回は艤装を通して帆船模型の魅力を整理してみる。思うに、次の3つの要素を含む複合性が魅力なのだと思う。

  • 乗り物
  • 建築物

なんといっても乗り物であること。模型として、そして実際の構造物としても断然カッコイイのが乗り物。車や飛行機に比べ、そして船の中でもマイナーな帆船ではあるがちゃんと乗り物としての魅力を備えている。そして乗り物であると同時に建築物であること。この両性が最大の特徴であり魅力であるように感じる。建築模型と同様に構造模型が存在するのも当然のこと。やはり模型製作も構造模型をやってこそその魅力を味わえるものと思う。そして3点目として街要素。これはジオラマ要素といってもいいかもしれない。といっても帆船模型を使ったジオラマという意味ではなく帆船そのものがジオラマ要素を持っているということ。特にサイズの大きな船体となるとそれはもはや生活空間である。実際、何ヶ月もの期間を航海するのだからまさにその通り。サンマルタン号はそれほど大きな船体ではないので、街と呼ぶには少々大げさだが今回の艤装を通してなんとなくそのような感覚を味わうこともできた気がする。

↑倉庫?
↑キャンプスタン
↑ボート(メタルキャスト品を塗装しただけ)
↑ファイフレール

次回よりいよいよ大砲。キットは索具が一切ないのでスクラッチビルドで補完する。

つづく。

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