いよいよ大砲の製作にとりかかる。デッキ上の構造物でも魅力的なもののの一つ。サンマルタン号は砲門の数を数えると30砲となるがそのうちデッキ上に配置され模型として製作するのは12砲。キット標準は砲身とキャリアと車輪のみと最低限の再現にとどまってるので滑車や索具などはスクラッチビルドでディテールアップする。今回のパート1ではキット標準レベルまでの組み立てと索具類の段取りまで。
キャリアはレーザーカットの板を接着剤で組み立て。この後ウオルナットカラーでステイン着色。
真鍮を用いて自作パーツを作っていく。砲身固定具は0.3t真鍮板。0.1tと両方試したが質感に勝る0.3tを選択した。これをブルーイングしたのちに砲身の回転軸をはさみつつキャリアに鋲止めする。ちなみに実船だと下図のような開閉機構をもっているようだ。次作はもう少し大きなスケールでこの辺りも再現したものを作ってみたい。
ヒンジ類も手作り。φ0.5真鍮ワイヤで作っていく。
ひたすら量産終了。
次回はいよいよ滑車や索具を作っていく。スクラッチビルドに挑戦です。
つづく。
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