いよいよマストの製作に取り掛かる。
バウスプリットと同じくとにかくテーパー形状の整形をひたすら繰り返すので、正直なところ苦行をこなす思いで作業にあたった。やはり整形加工よりは組み立てが性にあってるようだ。一本棒のように見えるマストも本来であれば(時代によって構造がことなるものの)別体部材を組み合わせて作っていたようだ。やってみても良かったのだがとにかく一隻目をはやく完成させたい思いから今回はパスした。
カラーリングと表面仕上げはエボニーのオイルステインで着色した後水溶性クリアニスでしあげた。色合い、表面性状ともに前回のバウスプリットより良い感じに仕上がったと思う。
帆船をtall shipと呼んだりもするがマストを立てると高さが出るため一気に帆船らしくなった。
もう一息で完成。
コメント